コロナ禍になり仕事はフルリモート。出社することは3ヶ月に1回あるかどうか程度になってしまった。
正直なところ、仕事はやりやすく家事やその他の細かいやりたいこともできるし、時間の使い方も自由なのでプライベートとバランスをとりながら2回目の夏を迎えようとしている。
ただ、コロナ前は仕事場と呼べるものもなく、リビングの一角を簡単なデスクと本棚を置いており、夜な夜なネットワーキングするくらいだった。
家族の誰よりも自宅で過ごす時間が長くなり、掃除もほぼ毎日やるようになると、どうしても仕事や趣味含め環境を整えたくなるのは仕方ないことでないか。
今回は妻をあれやこれやと説得しながら、子供の勉強机とシェアした仕事部屋兼趣味部屋をDIYしたのでそれを紹介したい。

目次

ディアウォール とは

最初は私もディアウォールというものが一体どのようなものか知らなかった。モノはこれ。

日本語名は「ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム」というもので、壁はもちろん材木にも穴を開けることなく室内に梁をつくる仕組み。
ゴム製のパットを材木の上下にはめ込み、床と天井の高さを測った材木でテンションかけて固定するもの。
仕上がりはこんな感じ。

ディアウォールに有孔ボードを打ち付けた状態

アジャスターが付いていたりカラーリングもあるが、私はシンプルな若井産業のホワイトにした。
そうそう、モノについては近所のコーナンでディアウォール も材木も購入した。

難しかったのは材木の長さ調整。
もちろん測ってカットするのだが、ディアウォール 本体に組み込まれているバネの高さを考慮して実際の高さより短くカットする必要がある。
使用方法には実際の高さに対して45mm短くカットした材木を用意とある。

ディアウォールの特徴と使用方法

付属品として樹脂でできたスペーサーがあり、それを数枚出し入れしながらテンションのかかり具合を調整するのに少し苦労した。
図のように天井から固定して、スペーサーを追加したりを床面で調整するイメージ。慣れれば簡単。
あとは材木の向きで梁の強さが変わってくると思われる。
今回は有孔ボードを打ち付け、材木の幅を利用して棚も作りたかったので、長辺を壁に対して垂直にした。
棚はちょうど文庫本が入る高さで。飾り棚兼本棚。だるまかわいい。

ディアウォールに組んだ棚

パンチングボード?有孔ボード?ペグボード?

それとすでにモノは見えているけが、穴が整然と開いた板を今回打ち付けた。
目的は穴にフックをつけて仕事部屋で使っているものやアウトドア、キャンプ用品系を飾っていい気分になりたいから。完全なる自己満足の世界。
これも最初はコーナンで探してみたけど、種類や大きさを検討してアマゾンでポチり。
やはり大きさや厚さは部屋に合わせないと意味がないので、種類豊富に越したことはない。

今回購入したものは「光(Hikari) パンチングボード フレームなし 有孔ボード 600x1200x3mm 無地 穴ピッチ:1インチ(約2.54cm) PGBDN-6120」を2枚。サイズ的にちょうどよかった。
むしろこのボードの幅に合わせて棚の幅も決めたし、部屋の設置場所も決めた。

フックは色々な種類が入ってるお得セットを。同じモノが売り切れてたけどほぼ内容も同じ。

25mm 有孔ボード パンチングボード 有孔ボードフック

このフックが思った以上に楽しいというか、たくさんの種類があり全部使いたくなる。用途もひっかける、つるす、這わせて固定する、などなど。小物を入れるケースもありかなり重宝する。

ここで気になるのが、この有孔ボード、実はいくつかの呼び方がある。
最初はどれがどう違うのか、それとも同じなのかわからなかった。
調べてみたところ、海外ではこのような穴あきボードをペグ(Peg)ボードと呼び、インテリアや外壁に使っているみたい。
またパンチングボードは金網のパンチングメタルが由来していると考られる。

パンチングメタルとは打抜金網またはPERFORATED METALとも呼ばれ金属を主体とした素材に対し打ち抜き加工を行い製造する製品です。

その用途は非常に広く金網としてフィルター用途に使われたり、モニュメントの様に意匠性・デザイン性で、使用されたり様々な顔を持っております。

株式会社ウチヌキ | パンチングメタルとは

結果、穴(孔)を有するボードとして全て同じ意味を持つが、市場としては有孔ボードが呼び名として一番しっくりくる感じがする。

完成をインスタに投稿したらWebメディアに紹介された

最終的な仕上がりはインスタにあげて満足していたが、その投稿を観たインテリアWebメディアが声をかけてきて、なんとWebマガジンに掲載された。
ディアウォール の扱いやアイデアなども詳しく紹介されているのでオススメ。

有孔ボードを打ち付けフックを取り付けて完成

これで部屋にあった道具類が結構きれいに飾りつけできて整理整頓もできた。
そして次は仕事デスク周りを整理しつつ好きな物を飾りたい。

仕事デスク周りをさらに増築

デスクにはLGの27インチ4KモニターにASUSのサブモニター、さらにMacBookProがありデスクは所狭し。
それに加えIPad Proもゲットしてしまったので充電回りや本、雑誌の置き場所がない。
壁に対してのスペースがもったいないなぁと思っていたところで、さらにディアウォール を増築した。
今回は棚メインなので奥行きを出したい。
やすいパイン材をただ置いただけの簡単DIY。使ったものは以前と同じで、それにL字の棚受けを材木に打ち付けた。

これが軽くて丈夫でかなり使いやすい。
長い辺を材木に沿わせ3箇所打ちつけ。最初にドリルで穴を開けておくとネジを通しやすい。
大学時代に買った電動ドライバーが今も現役に使えるのは嬉しい。
これを全部で4本、棚を2つ作るこで完成。

カーテンレールの高さに合わせて棚を調整。
またモニターの高さも普段利用する高さぴったりになることで無駄なスペースもないし何よりかっこいい。
これは完全に自己満足。楽しい。
植物やこれまでしまっておいた小物類も飾っちゃうよねもちろん。満足。

簡単DIYで買ったものまとめ

最後に買ったものまとめ。
材木はさすがにオンラインで買うにはでかいかと思い、これはホームセンターで買うのがよき。
それにホームセンターなら規定のサイズにカットしてくれたり、自らカットや製材できる工房もあったりするのでそちらもオススメ。

ディアウォール

有孔ボード

有孔ボードフック

L字棚受け

意外と簡単な素材と組み合わせで、かなり自由度の高いDIYが可能。
好きなモノをディスプレイしてこれからも楽しみたい。

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