9月のシルバーウィーク。祝日で挟まれた金曜日はトレランDAYということで今回も行ってきました。

当初はTwitterで仲良くしてもらってる方に教えてもらった丹波山からスタートする大菩薩峠縦走ルートを行く予定だったけど見事に寝坊。7時前起床では予定のバスに乗れないのです。。
仕方ないので近場の高尾か秋川か。
以前から興味はあったけど正確なルートを調べていなかったハセツネにチャレンジしてみることに。

実は「ハセツネ」という言葉を全く知らなかった3年くらい前に、Googleマップで武蔵五日市から南下して高尾に行けそうだなという無謀な判断からスタートから途中まではハセツネしてました。
今回はそのリベンジの意味でもまた武蔵五日市駅に降り立つのでした。

まずはハセツネを知ろう

ハセツネCUPもしくは長谷川恒男カップは「日本山岳耐久レース」ともよばれ、1992年より毎年開催されている東京の山岳地帯を走る総距離71kmのトレイルランニングの大会です。
このコロナ禍で2年連続で中止(2019年は台風で中止になっている)となっていますが、26回も開催されているトレイルランナーのあこがれ、もしくは登竜門になっています。

私は全く走り切る速力はなく、またナイトランも未経験なのでまだまだ参加するには程遠いレベルですが、周りのトレラン仲間には何人も参加している人気のレースです。

日本トレイルランニングレースのパイオニアとして知られる古いレースで、通称「ハセツネ」とよばれ、日本最高峰レースのひとつとして数えられる

Wikipedia

30kmのショートコースもありますが、いつかは挑戦してみたい71km。

そして今回はその半分、35kmを目標にスタートしました。地図はこんな感じ。

この全ルートの半分、武蔵五日市駅から三頭山こ超えて都民の森で終えるルートです。
調べるとこの前半ルートを走られているランナーはたくさんいらっしゃいます。
そしてこのルートはゴールとなる檜原村の都民の森は、武蔵五日市駅に向かう最終バスが16:45となっており、それまでにゴールできないと、途中の数馬の湯まで歩いて移動する必要があります。

なので何時にスタートしようが16:45までに走り終えることが必須。
はい、正直不安しかありません。
それに35kの後半はきついのぼり坂。ただ途中のエスケープルートは複数あるので状況見ながらいけるだけ行ってみようと成せばなる精神で行ってきました。

スタートは広徳寺。戸倉三山をうろうろと

武蔵五日市駅から山道ま登校してる小学生に怪しい目で見られながらスタート地点となる広徳寺まで。
お寺から山道に入れるルートがありそこから計測。以前はこのスタート地点から迷ってしまいぐるぐるしていたのですが、今回はすんなりと今熊山山道までたどり着けました。
途中の電力会社の施設が相変わらずカッコいい。

今熊山までは結構な急坂。あくまで自分にとってはですが。。

ただ道は整備されておりとても走りやすく途中で景色が抜けた箇所もあり、走りながらテンションが上がってくる感じ。今熊山の上には今熊神社があり、ここで朝ごはんを食べて給水。荷物も少し再整理してさらに南西へ向かいます。
神社からは一旦駆け降りながら刈寄山を目指しつつ戸倉三山を目指します。
前回は途中の林道が開けた伐採所のような場所、木々が刈り取られている林業の専用道に入ったぽい。
気づいたら下山してロードに出てしまい、まさかの夕やけ小やけふれあいの里に出てしまったのでした(笑)

今回はロッカーも使えないので着替えも含めたすべての荷物でザックはパンパン。

利用したのは THE NORTH FACE NM61526 Martin Wing 6
正直この5Lでは容量オーバーでした。

さらにまだ残暑厳しい9月。水分を人一倍必要とする自分の燃費では30k超えのトレイルには最低3Lは水分が必要と考え、ペットポトルを駅で2本購入した以外に、自宅からplatypusにたっぷり2L水を入れて、さらにそれを凍らせてザックむりやり押し込んできたのです。

いい感じにすっぽり入ったのは入ったけど、それ以外の荷物が入らない。。サブポケットに押し込みながら溶けてきた冷水を飲みつつザックの収納を調整しながら走っていました。

ロストした林道も超え、なんとか無事に入山峠まで到達。
ここには初めてで、一度ロードに出てそこから市道山へ更に入山。この辺りから道が険しく狭い。
狭いというか人が通っていないので蜘蛛の巣と繁りが半端ない。
特に陰った日の当たらない斜面は本当に道を失う。手で草木を遮り視界を確保しながら、足元に絡みつく蜘蛛の巣を払い除けながら走るのは流石に厳しかった。

そして合計4Lを抱えた水分もすでに半分以下に。。汗の量も凄まじくだんだんと気弱になっていました。

市道山を拝み醍醐丸で最終ジャッジ

不安に苛まれながらも一つのピークである市道山を目指す。
この辺りのトレイルは尾根づたいになっており、木々も高く視界も良好。しっかり踏み走れる感じに。
思わず見落としそうになった案内には「日本山岳耐久レース10km地点」と書いてありました。

マジか、ここでまだ10kmなのか。。とげき落ち落胆しつつも、ついにハセツネの地に立てたのかという喜びもあり、複雑な心境で空の青さを眺めていたのを思い出します。

木漏れ日が木々の間を縫い、複雑な光の造形を作り出すこの景色が大好きです。
トレイルやっててよかったなぁと思える瞬間。
まだ道は長いとおもつつも自分に喝を入れながら市道山を目指します。

日本山岳耐久レース11.7km地点の市道山分岐を超えてすぐに市道山がありました。
頂上には登山者のおじいさんがお一人。今回のトレランで初めてのすれ違い方。ご挨拶しつつ何気に会話を交わす。

その方は八王子出身で東京の山々を数十年歩き続けているそう。
今回初めて市道山に来てこんな山があったのかと驚いてらっしゃいました。
自分の他に同じようなトレイルランナーと1人すれ違ったそう。
どうやら自分と同じルートで先に走っているランナーがいるみたい。
本当は三頭山まで目指しているが、ちょっと今回は無理っぽいですーと弱音を吐いていたら、その距離を走ることにあきられているご様子。ほんとそうですよね。。

手持ちのジェルやおにぎり、大好き甘納豆を入れて再出発。おじいさんにお礼を行って市道山を後にしました。
分岐に戻ってきて、標高は約850m。ここから更に上りが600m以上。今以上の傾斜。
水分はすでに1Lくらいしかなく、今回はハセツネは1/4で終了です。
まぁある意味予定に入れていた陣馬ルートへ変更しました。

南下しつつ醍醐峠でシャツを絞る。ザックの中身も整理できてかなり軽くなったので気分を切り替えて陣馬から高尾を目指していきました。

和田峠を超えて陣馬山ただいま。高尾でぐるぐる最後はビール

醍醐峠を降りると一気に整備された和田峠へ。
ここは車でも通れるようで茶屋もありました。我慢できずコーラを購入。
山仕事の方と茶屋の店主がずっと選挙のことを話し合ってしました。
ここから陣馬へ入るルートは新設された階段を通り、一気に到着。こんな道があったのかぁと感心するレベル。

しばし風景を楽しみ、残り高尾山入口まで15kほど。意外とまだある距離を想像しながらだらだらと走っていきました。

あとはよく知った道でもあるため気持ちの楽。ただ足はかなり売り切れていたので度々歩き止まりながら、景信山、城山を抜けて高尾山へ。途中リニューアルした天狗様にもご挨拶。

もう元気も勇気もなくひたすらに足を前に出すだけ。なんどもつりながら高尾山の下山ルートを小鹿のように降りて行きました。

ようやく下山。いやぁしんどかった。。

タイム – 7:16
距離 – 28.3km
上り / 下り – 2355 / 2346 m

最後はコンビニでビールで乾杯。もう温泉に入るのも面倒くさくなり着替えてすぐに帰ってちゃいました。

次はもう少しザックの大きさも見直し、水分とエネルギー、そして何より寝坊しないようにしてハセツネハーフに再挑戦したいと思います。

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