目次

[出発前]キャンプの計画をNotionで

まずは場所と日時を決定

コロナ禍で外出制限される中、人が溢れかえるGW前になんとしてもキャンプに行きたかった。
昨年の冬に極寒キャンプをやった友へ連絡。転職が決まりたまった有給を消化できる時期ということで4月下旬に敢行した。
場所を考えるにあたり最初は八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳など結構な山岳地を考えてたけど、息子も連れていきたいことから、以前楽しんで興味が高まってる釣りをメインに海へ変更。どうせならゆるキャン聖地になっている伊豆に行こうということに。キャンプ地はもちろん作中でも彼女たちが宿泊したキャンプ小金崎

旅のしおりをオンラインで共同編集したい

場所と日時が決まったので次はコースや費用など旅のしおりが欲しい。
いつも仕事やプライベートでも情報収集やまとめで手放せないNotionを使うことにした。
友人もアカウントを持っていたので共同編集しつつ、雰囲気やデザインを意識しながら必要な情報をお互いに追記していく感じはとてもやりやすかったし何より楽しい。キャンプにいくぞ感が高まる!

自分のキャンプ道具は別リストでまとめていたのでそちらをアップデートしながら持参品を確認。
Googleマイマップで自宅から経由地・目的地をマッピング。同時に行きたいスポットも自由にピン留めした。
その中から絶対行きたい場所と流れで立ち寄ったり、移動を考慮して計画していった。

[1日目]いよいよ出発!いざ伊豆を目指す

沼津ICから道の駅伊豆のへそ〜修善時駅〜マックスバリュエクスプレス土肥店〜キャンプ黄金崎

東京から移動距離は約180km。時間は4時間半はみておきたいところ。
車中の音楽はハイスタで決まり!

伊豆の名物は苺としいたけ?

東名高速を使い最寄りのICから一気に沼津ICを目指す。
息子も酔い止めが効いたのかすぐに寝てくれたので安心快適ドライブ。
お互いの仕事や今後のキャリアなどについて語っていたらでかい富士山が見えてきた。
無事、沼津ICに着いたところでそのまま高速道路で南下するのもできたけど、ここまでだいぶ前倒しで到着したので下道でいろいろと寄り道することに。
最初は道の駅で小腹を満たすため「道の駅 伊豆のへそ」に。
かなり広い敷地に宿泊施設や食材店、自転車のレンタル施設まであるテーマパーク的な道の駅。こういうところにくると旅行に来たなぁと実感。
店内で大アピールされていた大振りできれいないちごを買って息子と食べた。甘すぎずジューシーで食べ応えのあるいちご。伊豆の名物らしい。
他に息子がねだったのでやらせたしいたけのUFOキャッチャー。おもちゃのしいたけを見事取り上げると、椎茸を使った商品がもらえるらしい。見事にまったく取れなかったけどね。。

意外とあっさり後にしたけれど、海産物も豊富だし飲食スペースもあったことをこのブログを書いて調べている時に知る。もっと欲しい食材あったのに残念。食材は道中のスーパーで買い出し予定なので先を急ぐ。

気分転換に修善寺駅へ向かいつつ伊豆の山を眺める

長時間の車移動も子供が飽きてしまい、何か休憩がてら電車好きから近くの駅へ行って地元の電車を見にいくことに。
狩野川沿いのおだやかな国道を走る。川の向こうには岩崖の肌が見えるなかなかに見応えのある反りった山々。地理学に精通した友人いわく、伊豆は本島と違うプレートがぶつかってできた、かつて島だったものらしい。
地震も多いのかもしれないがだから昔から温泉地として栄えた土地なんだと納得した。
目の前には天城越えの天城山が見えてきた。
最高峰の万太郎岳は1,406mもある。ここ伊豆はいつか参加してみたいトレイル大会「伊豆トレイルジャーニー」も開催されている。切り立った山岳がいくつもある魅力的な土地なのだ。
そうやって山を眺めて楽しんでいたら伊豆箱根鉄道は修善寺駅に到着。
駅前には昔ながらの商店街が今も残っていて、マダム憩いの場や生活用具を売る店がいくつか立ち並ぶ。
それとは対照的に駅は結構近代的で広々していた。そこら中にアニメのキャラクター看板が。地方にいくと必ずあるゆるキャラや女の子キャラが観光大臣として活躍しているようだ。
伊豆箱根鉄道の終点修善寺駅では入場券を買ってホームでのんびり電車を見たり線路を眺めたりした。
息子も元気に走り回りちょうどいい気分転換になった。

修善寺駅を後にし、ここから山越えで西伊豆は土肥を目指す。コースはこんな感じ。

Google Mapの埋め込みできたけどマイマップをそのまま利用はできない。。他の方法があるのかな。

買い出しを終えようやく目的地のキャンプ黄金崎

土肥までは走りやすい峠道。道も広いし峠を越えた辺りからの開けた景色は広大で神秘的。海が見えた時は思わず歓声がでた。
土肥のマックスバリューで食材と薪を買い込み再出発。ここでコーヒー豆を持ってきたのにコーヒーミルを忘れたことに気づく。近場の喫茶店で借りたり挽いてもらうのをお願いしようか考えるがお店がない。。
仕方なくキャンプ場で相談、もしくは使っているキャンパーに借りようということにした。
土肥を過ぎてからはどでかい太平洋を右手に海岸線を走る。風も気持ちいいしどこまでも続く海面はキラキラと輝いている。海にきた!という実感が嫌でも高まってくる。
キャンプ場は入り口がわかりづらくてウロウロしてしまったけどなんとか無事に到着。時間は12:30頃。
なるほど、黄金崎というのは山肌が黄金色に輝く地層からきてるのね。確かに黄色く輝いている。海がでかい!

電話がひっきりなしに鳴って忙しそうな受付を終えて、ようやく場所を確保。
ゆるキャンの漫画で登場してきたオーナーとやはりよく似たオーナーさんだった。
車から荷物を下ろし汗だくになりながら設営。今回は家族がいるのでスノーピークのアメニティドーム。これは1人で建てるのはさすがに難しい。早々にソロテントをつくりピザを食っていた友人に手伝ってもらいようやく完成。
慎重したDVERGのクーラーボックスにキンキンに冷えたビールがあったことが救い。修善寺駅で買った素揚げイワシと一緒に乾杯!最高。うまい。

楽しみにしていた釣りと苦い味

早く釣りに行きたいと常に釣り竿をいじって急かす息子。
黄金崎では釣りはできないので、岬を越えた漁港まで歩いて行く。
そこは集落があり人々のおだやかな暮らしが見える心地よい風景が広がっていた。
どうやらこの漁港は結構の釣りスポットらしく、多くの地元釣り人や遠くから釣りにきた観光客で賑わっていた。
釣りは少年時代ぶり。しかも準備や仕掛けは全て親父まかせだったので経験がほぼない。忘れている。
今回はリアル餌を買う手間を惜しんで、ルアーとスプーンで挑戦。竿も釣り堀で使うような軽い小さいもの。勝手分からずなんとなく選んで投げて糸を垂らすことができればいいぐらいの気持ちで挑戦した。

結果、釣果は4つのルアーを海のゴミにした(笑)
糸が絡むことはなかったが、糸が細過ぎた。ルアーをつけて投げた瞬間に切れてルアーだけ飛んで行ったことも。。
海釣り用の装備もギアもできてなかった。息子も早く投げたいと急かすし、自分は不慣れな糸つけやツアー選びで四苦八苦。お互いにイライラしながら文句を言い合って終わる釣行となった。
子供の記憶から釣りはもっと簡単で楽なイメージだったけど、いざ親になってみて準備や装備、環境への対応や配慮しながらの釣りは結構な難易度。経験を積んで正しい道具を揃えて今度こそは初釣果を体験させてやりたい。

それでも潮風を感じて海に糸を垂らして感触に集中する時間は楽しいものだった。
息子もそれなりに満足できたよう。次がんばろうな。
キャンプ場に戻るとすでに夕暮れ。海も岬もそれこそ黄金に輝く。
お腹もすいたので早めに火を起こしBBQをした。疲れていたのか食べる飲むことに必死だったのか、夜ごはんの写真がひとつもないw
しかも夜は友人とウイスキーを飲みながら語り合うつもりが、息子を寝かしつけるつもりでテントに入ったら一緒に寝落ちして、しかもそのまま朝まで起きなかったという大失態。
友人が火の始末や道具の片付けなど夜な夜なやってくれていたようで大変申し訳ないことになってしまった。
楽しみにしていたカレー味のカップヌードルも食べることなく。。
思い通りにいかないものもキャンプらしい。
そうやってキャンプ1日目は目まぐるしく進み気づいたら終わっていた。

(Day2に続く)

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